「書道」ユネスコの無形文化遺産に提案へ

12月18日、時事通信社により、日本の文化庁は書道を候補の一つとして選定し、2026年の国際連合教育科学文化機関ユネスコ)非物質文化遺産への申請を決定しました。

書道は、硯台などの伝統的な具材を使用し、伝統的な筆法や技法を用いて漢字や仮名を表現する芸術形式です。中国から伝わった漢字が日本に定着する過程で、日本は中国の書道技法を取り入れ、独自の書き方を生み出しました。

文化庁は、書道を選定した背景について、「日本文化の多様性と深みを世界に広く伝えるため」と説明しています。日本政府は20243月までにユネスコに対して正式な推薦書類を提出する予定です。この申請により、日本は国際的な舞台で自国の伝統文化を紹介し、保護する重要な一歩を踏み出すこととなります。