東芝、上場廃止へ 74年の株式取引に幕
12月20日、共同社の報道によると、東芝は20日、東京証券取引所への上場を廃止し、1949年以来、戦後74年にわたる上場企業の歴史に幕を引く。長引く経営の混乱から抜け出すため、国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)による買収を受け入れた。
上場最後の取引となった19日、東芝株の終値は4590円(約228元)。東芝は「長年にわたり温かいご支援を賜りましたことを心より感謝申し上げます」と述べ、「長期にわたる経営の混乱から脱却するため、東芝は私募股権基金『日本産業合作伙伴』を中心とする公開買付け案を受け入れた。東芝は新しい株主と共に未来に向けて重要な一歩を踏み出し、再建に努めるでしょう」と述べた。
共同社によれば、東芝は2015年に財務不正問題が発覚し、その後も業績が8年にわたり低迷している。2017年、東芝は巨額の損失に見舞われ、財務状況を改善するために同年、複数の外国のファンドの出資を受け入れたが、経営方針などで対立と混乱の状態に陥った。
「書道」ユネスコの無形文化遺産に提案へ
12月18日、時事通信社により、日本の文化庁は書道を候補の一つとして選定し、2026年の国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)非物質文化遺産への申請を決定しました。
書道は、硯台などの伝統的な具材を使用し、伝統的な筆法や技法を用いて漢字や仮名を表現する芸術形式です。中国から伝わった漢字が日本に定着する過程で、日本は中国の書道技法を取り入れ、独自の書き方を生み出しました。
文化庁は、書道を選定した背景について、「日本文化の多様性と深みを世界に広く伝えるため」と説明しています。日本政府は2024年3月までにユネスコに対して正式な推薦書類を提出する予定です。この申請により、日本は国際的な舞台で自国の伝統文化を紹介し、保護する重要な一歩を踏み出すこととなります。
男性死亡…エムポックス(サル痘)感染の30代、国内初の確認
12月13日、現地時間、共同社によると、日本の厚生労働省はこの日、埼玉県在住の30代男性がエムポックス(サル痘)感染を確認された後に死亡したと発表しました。この男性は免疫不全の状態であったとされています。これは日本で初めてのエムポックス(サル痘)による死亡例です。
2023年 今年の漢字は『税』
日本NHKテレビは12月12日、日本漢字能力検定協会が2023年の日本の年間漢字として「税」を発表したと報じました。複数の日本のメディアによれば、「税」が選ばれた理由は、「今年、日本では税金に関連する問題が話題になっていた」「一人当たり4万円の『定額減税』が今年の注目のトピックだった」などです。2番目に得票数の多かった漢字は「暑」で、3番目は「戦」でした。
日本の年間漢字の選定活動は、日本漢字能力検定協会によって主催され、一般の投票によって今年の世相を最も代表する漢字が選ばれます。このイベントは1995年に始まり、今年で第29回目です。
外国メディア:今年の日本のクマによる襲撃事件が歴史的な最高値に
アメリカの有線テレビニュースネットワーク(CNN)のウェブサイトは12月8日、今年の日本におけるクマによる襲撃事件が歴史的な最高値に達したと報じました。記事によると、57歳の佐藤さんは日本北部の森で散歩中、灌木の中で何かがサササと音を立てているのを見て、不吉な予感がしました。彼が気づく前に、アジアのクマ2匹が灌木から飛び出し、そのうちの1匹が彼に向かって突進し、彼は必死に抵抗し、自分が命を落とすかもしれないと心配しました。岩手県出身のこの57歳の男性はCNNに語りました。「それらを見たとき、彼らは私からとても近く、私は大きな問題になると思いました。」最終的には難を逃れましたが、腕と太ももには多くの引っ掻き傷と刺し傷が残りました。
日本の環境省によると、今年はクマによる襲撃事件が記録的な年で、6人が襲撃で死亡しています。少なくとも212人が襲撃を生き延び、そのうちの一人が佐藤さんです。2023年の終わりまでに残りわずかな月ですが、今年のクマによる襲撃事件の総数はすでに2020年の年間記録である158件を大きく上回っています。2006年以来、クマによる襲撃事件の数が毎年200件を超えたことはありません。
専門家は、日本のクマが伝統的な生息地を離れ、食物を求めて都市部に進出していると指摘しています。気候変動が動物の伝統的な食物の源の開花と受粉に干渉したことが原因だと考える人もいます。さらに、日本の急速な人口構造の変化も影響している可能性があります。国内では、より良い仕事の機会を求めて若い世代が都市に移り住むため、農村地域の人口が減少しているという見方もあります。